商品説明
出資者より払い込みを受けて新たに株式を発行する形で有償増資には、3種類に分けることができます。
このマニュアルでは、この3種類全てに対応してます。
必要な書類一式の雛形(テンプレート)を同封しておりますので、マニュアルを見ながら書式(穴埋めワード形式)を埋めていくだけでカンタンに完璧な書類を作成することができます。
第三者割当増資とは?
ある特定の第三者に対して新株を発行して資金調達を行うもので、株券を新たに発行して出資を引き受けてくれる相手先に割り当てて、その見返りに資金を受け取ります。
第三者割当増資を使った資金調達、資本関係の構築の場合は、その見返りとして発行済株式総数が増えるために、すでに株主となっている人たちの利益を侵害するケースがでてきます。
特に新株を「特に有利な価格」で発行するときは、発行条件を含めて、株主総会の特別決議によって決定される必要があります。
※特別決議:総株主の過半数の議決権を持つ株主が出席し、議決権の3 分の2 以上賛成が必要
株主割当発行増資とは?
企業が新株を発行する際に、既存の株主の利益を損なわないように、その新しく発行する株式を既存の株主に対してだけ発行する方法です。
増資のあとでも株主のメンバーに代わりはないので、他人が経営に参加することはありません。
現物出資による増資とは?
現金だけでなく、現物による増資ももちろん可能です。
増資手続きの中でも、最近では債務の株式化、つまり借入金を金銭債権として、会社へ現物出資する方法(デット・エクイティ・スワップ〜DES)を利用する会社も増えています。
このマニュアルでは、以下の設定で会社へ現物出資をする方法について解説しております。
御社の状況に合わせて、適宜内容を変更しご利用ください。
会社概要: 非公開会社(株式の譲渡制限会社)、資本金100 万円
→金銭債権として現物出資100 万円+別途現金出資150 万円 計250 万円の第三者割当増資
○現物出資財産の価格の総額が500 万円を超える場合は検査役の調査が必要になります。
○DES を行う場合は
・弁済期が到来していること
・株主総会で決議した当該金銭債権の価額が負債の帳簿価格を超えないことである必要があります。
(とはいえ、弁済期が未到来であっても、期限の利益を放棄すれば登記申請は可能です。)
※DESとは?
例えば、社長が会社に対して貸付金がある場合に、その貸付金(金銭債権)を現物出資として増資することができるものです。
この方法によって、株主から見れば、会社への貸付金が減って、減った分の新株が会社から割り当てられるということになり、お金の動きはナシで増資することができます。
注意!増資前に発行株式総数を把握しておきましょう!
履歴事項証明書(いわゆる会社謄本です)に記載してある発行可能株式総数を必ず確認しましょう!
発行可能株式総数を超えることになる増資の場合には、まず、定款を変更し、その変更登記手続きを行う必要があります。
(その場合、増資手続きとは別に登録免許税3万円がかかります)
このマニュアルには、発行可能株式総数変更書式も同封しております。
発行可能株式総数が超えてしまう場合にあわせてご利用ください。
だれでもできる!株式会社増資手続き書類作成マニュアル
書式テンプレート
株主割当発行増資
臨時株主総会議事録
取締役会議事録
株式引受書
資本金の額の計上に関する証明書
払込証明書
変更登記申請書
第三者割当増資
臨時株主総会議事録
取締役会議事録
株式申込証
資本金の額の計上に関する証明書
払込証明書
変更登記申請書
現物出資
臨時株主総会議事録
取締役会議事録
株式申込証
資本金の額の計上に関する証明書
払込証明書
財産引継書
変更登記申請書
発行可能株式総数変更キット
マニュアル
上記書式テンプレート全ての記入方法マニュアル(pdf)
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